こんにちは、みゃーです。すえひろがりの出演者が発表されましたが、現地へ向かう体力はないので、配信を心よりお待ち申し上げております(平伏)。
江戸城は鍵の取得数が多くなってくれて本当にありがとうございますという気持ち。期間も長いのでおかわりも余裕そうですね!
さて前回の予告通り、今回はマヤ暦について説明しようと思います。
とはいえ深くまで掘り下げると際限がなくなるので、基本的な部分と、あと私がシンクロ率えぐい(誉め言葉)と思った関係性の見方が中心になるかと。
まず、マヤ暦は名前に「暦」が入っているところからお察しのとおり、生年月日でその人の性質や性格などを観る占術です。西洋占星術や四柱推命などと同じ、占い師的専門用語でいうところの「命術」ですね。
もっと正確に言うならば占いではなく統計学のほうが分類的には近いのですが、話が逸れるので脇に置いておきます。
西洋占星術では生年月日でホロスコープを、四柱推命では命式を作成して性格や性質や運気を観ていきますが、マヤ暦では「KIN(キン)ナンバー」がそれにあたります。このKINナンバーは3つの要素で出来ており、その内訳が「音響」1つと「刻印」2つになります。音響は1~13までの数字がひとつ、刻印は全20種のうち2つ(1つの場合もある)が割り当てられるので全260の組み合わせがあり、このKINでその人の性格や性質を観ていきます。
音響はその人の性質を主に示し、1~13までのうち1つが割り当てられ、読むときはそのまま音1、音2、と読みます。
刻印はその人の性格など意識的なところ、つまりは顕在意識(表層意識)と潜在意識(無意識)を示します。20ある刻印の内訳は赤、白、青、黄の4色×5種類であり、それぞれ「赤い〇〇」「白い〇〇」など色+〇〇と呼ばれ、以下の決まったサイクルで並んでいます。
赤い龍→白い風→青い夜→黄色い種→
赤い蛇→白い世界の橋渡し→青い手→黄色い星→
赤い月→白い犬→青い猿→黄色い人→
赤い空歩く人→白い魔法使い→青い鷲→黄色い戦士→
赤い地球→白い鏡→青い嵐→黄色い太陽 →赤い龍へ戻る といった具合です。
刻印の名前は本当はもうちょっと長くて、例えば赤い龍の正式名称は「赤い創始の龍」というのですがここでは割愛します。というかこの後はもうちょっと縮めて、色+単語の2文字にしますね。赤龍とか、白風とか。
で、顕在意識と潜在意識でそれぞれ影響を与えている刻印が異なるので2つ割り当てられるのですが、顕在意識と潜在意識では刻印の巡るサイクルが異なるので、1/13の割合でどちらも同じ刻印になるパターンがあります(私もこれです)。
例えば、KIN1は音1、顕在=赤龍、潜在=赤龍(刻印がどちらも同じ)ですが、
KIN101は音10、顕在=赤龍、潜在=黄人(刻印が異なる) となります。
性格や性質などを読むときは音と刻印がそれぞれ持つ特徴を観ていきますが、
相性を読むときはKIN同士というより、KINの中の音同士の相性、刻印同士の相性を読んでいきます。
音同士の相性としては、補完、連携、倍音、協和の4種類があります。ざっくり説明すると以下になります。
補完:互いにないところを補いあう関係(ただし反目しあう場合もある)/足して14になる数
連携:円滑な流れを作り出すことができる関係/前後2番までの音
倍音:ペアを組むなど一緒にいることで音の響きが倍化され、大きな作用や影響力を発揮する関係/5番違いの音
協和:ひとつの目標に協力して向かうことで大きな力を発揮する関係/4番違いの音
例えば、音1の場合は補完:音13、連携:音2、3、12、13、倍音:音1、6、11、協和:音1、5、9、13となります。
続いて刻印同士の相性は互いに矢印が向く補完、自然、神秘の3種が主ですが、他にも一方的な矢印を向けるナビゲーター(開運・神秘)などがあります。
補完:背中合わせ。互いにないところを補いあう関係(ただし反目しあう場合もある)
自然:横並び。考え方や感じ方がよく似ているので居心地が良い関係
神秘:正面を向き合う。刺激が一番強く、とても惹かれあうけれど時に無性に腹が立つという不思議な関係
開運ナビ:成功も失敗も学ぶ相手。反面教師になってくれる場合もある。
神秘ナビ:開運ナビとほぼ同じだが、特に心・精神面での影響が強い。
例えば、赤い龍の場合は補完:青い猿、自然:白い鏡、神秘:黄色い太陽となり、これらは互いに矢印を向くので青い猿の補完も赤い龍、白い鏡の自然も赤い龍、黄色い太陽の神秘も赤い龍となります。
ナビは開運・神秘どちらも音と刻印の組み合わせでそれぞれ変わってくるので、固定の組み合わせはありません。
すごくざっくりとした説明ですが、大体こんな感じです。
音や刻印をそれぞれ解説していくととても長くなるので、ひとまずはここまでで。。
必要に応じてその時々で説明できればと思います。
では最後にここでマヤ暦の鑑定の一例として、我々観客をいつも楽しませてくれる刀ミュの演出家のKINを観てみましょう。
(というか書けるだろうタイミングがここしかない気がする)
茅野イサム(敬称略)
1962/2/1生まれ(Wikipedia調べ)
KIN94 音3
顕在:白魔(補完:黄種、自然:赤蛇、神秘:青手)
潜在:黄人(補完:白風、自然:青手、神秘:赤月)
開運ナビ:白鏡 神秘ナビ:赤空
<ざっくり解説>
うっわ、好奇心と未知体験がキーワードの音3じゃないですか。多くの音3は未知の体験をして見聞を広めることで開運に繋がっていくのですが、この方の場合は自分が未知体験を与える側になったんですね。しかも潜在に黄人持ちってことは型に嵌まらない自由人な面と自分がこれと決めた道を究めようとする面を持ち合わせているので、何というか、この方にとって演出家って天職では??? しかも音3は性質の異なるものをくっつけたり、互いに協力しあうように働きかける力を持っており、人と人との結びつきに心を砕く傾向があるので、この方がいるからこそバラバラな役者さんたちもまとまることができるんだろうと改めて実感。それに顕在の白い魔法使いはとても真面目でそれを他人にも求める傾向があるんだけども(不真面目な人、ベストを尽くそうとしない人などを許容できない面がある)、どこか愛嬌があって憎めない面も併せ持つので、いつかのあそびばで鳥越さんが言ってた「厳しいけど愛ある指導」っていうのはこういうところなんだろうなあと。あと白魔は20の刻印の中で一番フットワークが軽いので、もしかしたら体力が一番あったであろう若いときには結構いろんな経験を積んでこられたのかもしれない(業界人にはあまり詳しくないですスミマセン)。
あと、潜在の黄色い人には開運ポイントに「一隅を照らす生き方」「人々の心に希望を灯し、プラスの感化を与える」っていうのがあってですね…。
つまりそういった作品を作り続けることで観客側の我々は元気になるし、茅野さんご自身も運気が高まっていくという、まさにWIN-WINの関係がここに出来上がっているわけですよ。どうかこれからも刀ミュの演出家でいてくださいずっとついていきます。
では次からはいよいよ、役者さん同士の相性を観ていきたいと思います。
ここまで長い前フリでしたね。。
早めに書き上げたいですが、暴走しようとする私的な感情と抑えようとする占い師としての理性の狭間にいるのでどうなることやら(´・ω・`)